2011年3月22日火曜日

銚子市立病院:5月から再開へ 来年3月、医師7人?病床数50目指す /千葉

 ◇4年後に黒字を
 銚子市は、診療を休止している同市立病院を5月に医師1人で再開し、来年3月以降は医師7人以上、病床数50以上を目指すとする「市立病院再生事業計画」を明らかにした。この計画は、再開に向けて医師、看護師らの確保に当たる「市立病院再生準備機構」(笠井源吾理事長)が市に提出したもので、4年後には黒字にするという内容だ。【新沼章】
 同市立病院(休診時393床)は、岡野俊昭前市長が08年7月、財政難などを理由に突如診療を休止することを決断。9月末で医師や看護師計195人を一斉解雇した。こうした強引なやり方に批判が噴出し、岡野前市長の解職請求(リコール)が昨年3月成立して岡野氏は失職。同5月の出直し市長選で当選した野平匡邦市長のもとで、再開の道を模索してきた。
 再生事業計画では、再開する病院の理念は▽情熱の診療と冷静な経営▽公的病院の使命▽近隣医療機関との連携▽患者との信頼関係の構築??などを柱としている。その上で、病院の建物や医療機器などを市が持ち、医療法人市立病院再生機構が指定管理者として経営、診療に当たる「公設民営方式」で再開するとしている。
 医師の数は、再開直後は「1人プラスアルファ」としているが、10年度末には「7人プラスアルファ」を目標とする。さらに11年度は15人、12年度は20人、13年度末には30人に増やし、病床数も10年度末に50床、11年度100床、12年度末の200床??と増強していく予定。 ルイヴィトン 新作

 診療科目は「内科」「外科」「整形外科」を主軸として、「小児科」「産婦人科」「精神科」など不採算科目も順次付加していき、最終的には「皮膚科」「泌尿器科」「眼科」「耳鼻咽喉科」の計10科目にする。2次救急は外来診療時間中に対応していく計画。
 設備投資額は、10年度1億5800万円、11?14年度は毎年1億5000万円ずつを見込む。収支計画は、10年度は赤字約4900万円が見込まれ、しばらく赤字が続くが14年度には1億2650万円の黒字にしたいとしている。【新沼章】

3月16日朝刊

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引用元:SEOブロゴ | 広島市

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